跡見学園女子大学 女子大学の各種ウェブサイト構築 学校法人 跡見学園

跡見学園女子大学の花蹊記念資料館、心理教育相談所、
新学部などのウェブサイトの構築を担当
東京都文京区・埼玉県新座市にキャンパスのある、跡見学園女子大学の複数のウェブサイトの企画・制作を担当いたしました。
跡見学園は1875(明治8)年に「跡見学校」として創設され、2025年に150周年を迎えました。日本人が始めた国内で最も歴史のある私立女子教育学校です。創設者の跡見花蹊(あとみかけい)は書家・日本画家として明治期に活躍した芸術家でもあります。
今回携わったのは、大学トップページ、花蹊記念資料館、心理教育相談所のリニューアル、そして2026年4月設立予定の新学部「情報科学芸術学部」の新規構築となります。



大学トップページのリニューアル
最初のご相談は「大学トップページをどうにかしたい」というものでした。トップページのみという限定的なリニューアルは着手の是非を感じるところではありますが、クライアントが喫緊で課題としていたのがトップページの在り方であり、「受験希望者がわくわくしない」というのが大学運営サイドの共通認識でした。
弊社側でリニューアル前のトップページを拝見し、下記のように課題をまとめました。
・大学生活を想起できるビジュアルがない
・大学の特色が掲載されていない
・何が学べるかの情報(学部・学科情報)や導線がない
・なれる未来の提示がない(就職・キャリアへの導線)
・古典的な配色や世界観で、受験希望者がワクワクできる印象が弱い
このような課題に対し、世界観、ビジュアル、カラーパレット、フォント、構成等の改善策をご提示しご賛同をいただいた上で、デザインのリニューアルを進めました。
最終的にはファーストビューに動画を配置し、学生主体のビジュアルと共に大学の端的な魅力を各所に配置し下層の導線とした構成に。またビジュアル面では、大学の歴史と格式を感じさせる落ち着いた紅白ベースの配色やオーソドックスなレイアウトの中に、ビジュアルやキーカラー・サブカラーの設定、ポイントの作り方でフレッシュさを演出するよう心がけています。
https://www.atomi.ac.jp/univ/




施設サイトのリニューアル
大学トップページの抱える課題の一方で、大学内にある施設のウェブサイトの設計が古くレスポンシブ化もされていないという状況で、それらのリニューアルもご相談いただきました。
それぞれ、しっかりとした活動内容や案内すべき点があるにも関わらず、設計・情報量・デザイン面で陳腐化しており存在感を感じられないことが伺えました。
両施設はバラバラに存在するのではなく、「跡見学園女子大学の施設サイト」という一貫したブランドに感じられるよう構成や設計面、デザイン面での共通化を心がけ、その上でビジュアルを強化して、施設としての存在感を演出し、運用面での使い勝手も向上させるべくリニューアルを行いました。
https://www.atomi.ac.jp/univ/museum/
https://www.atomi.ac.jp/univ/shinri/


新学部「情報科学芸術学部」の新規構築
大学トップページ、施設サイトのリニューアルの他に、2026年4月設立予定の新学部「情報科学芸術学部」のウェブサイトもご相談いただきました。
文系寄りである現在の各学部に対し、データサイエンス(情報科学)とメディアアート(情報芸術)を掛け合わせた文理融合の全く新しい学部となるため、大学全体のイメージである歴史的風格や落ち着きを感じさせる方向性ではなく、その延長線上でありながらも、ある意味異質に感じられるアート×テックなデザインへと落とし込んでいます。
https://www.atomi.ac.jp/univ/mediaarts_science/